シャネル№5
イエメンの貧しい港町に暮らす漁師らが2月中旬、アデン港を漂流していたマッコウクジラの死骸から希少な約127キロの龍涎香(りゅうぜんこう)を発見した。
海に浮かぶ金塊と呼ばれる、その石の価格は約1億6500万円。
イエメンの平均年収は約87,000円である。
漁師たちは一夜にして大金持ちになった。
龍涎香が生成されるのはマッコウクジラの腸内だけで、固いイカのクチバシなどが消化管をスムーズに通過できるよう、ネバネバした分泌液で包み込み、これが腸内で固まった結石が龍涎香になるそうです。
その腸内の匂いは滅茶苦茶臭くてたまらないらしい。
驚いた事は龍涎香は独特の香りがあって、シャネル№5など有名ブランドの香水の原材料としても広く用いられているそうです。
シャネルの5番と言うとマリリンモンローを思い出します。
話が飛びますが、マリリンモンローで一番印象に残っている映画は「帰らざる河」です。