探偵日記

50年の恋

ある70代の女性は50年前に沖縄で恋をした男性を忘れることが出来ず会いたい気持ちいっぱでいでした。
彼女は現在、脳梗塞を患い右半身が不自由です。
彼女が彼に別れを告げた理由は、彼の家族からお付き合いを強く反対され、彼女は彼の家族にお腹を蹴られ流産しました。
彼は、妊娠していたことも流産したことも知りません。
調査により彼は彼女と別れてから関西に移転し某会社に就職、その後関東に移転。
彼の住む近隣の方にお話を伺うと、彼は当時ある食堂で働いていた女性と知り合う。
その女性はバツイチで連れ子(男の子)が一人いる。
彼女と一緒に暮らしていたが籍は入れず2人の間に子供はいない。
しかし3年前に女性は癌で他界。
女性の息子夫婦は彼を実の父親のように慕い一緒に住むことを望んでいるが、彼は近くのアパートに引っ越し独り暮らしをしている。
近隣の方は彼のことを本当に優しい人とおっしゃっていました。
彼は女性を愛し他界するまで毎日尽くしたと、そして女性の息子さんは難病を患い働く事が出来ず、彼は今もなお毎日アパートから通い息子さんの世話をしていると伺った。
私が彼とお会いしたとき、本当に優しいお顔に瞳でした。
そして彼は「お世話になった大切な人がいて、その恩返しをしている」とおっしゃっていました。
ご依頼者にすべてをご報告し、現在の写真を1枚渡すと涙を流しながら「会いたい」と言いました。

クリスマスイブ

ある年の12月24日に問い合わせの電話がありました。
その日に某県の自宅(アパート)まで伺い、玄関先でインターホンを鳴らすと20代の女性が0歳の赤ちゃんを抱いて出てきました。
相談内容は彼が彼女と赤ちゃんを置いて行方不明と伺い、彼の実家の情報から彼の所在を探しに行った記憶があります。
2回目にお伺いしたときは、その年の12月31日です。
その日は朝から雪が少し降っていました。
帰りは雪のため高速道路は通行止めとなり、普通のタイヤだったせいもあり一般道路も雪が積もっていました。
必死で名古屋市東区の事務所に到着し、事務所で一晩寝た覚えがあります。
クリスマスが近づくと、その時の赤ちゃんを思い出します。
来月の24日で、20年が経ちます。
大学に通っているのかなあ?就職しているのかなあ?幸せでいるかなあ?と色々想像します。
元気でいると願っています。

恐喝、強迫

ご相談内容は息子さんがある宗教団体を名乗る霊能者から金銭の要求を受け、母親と息子さんは、これまでに1000万円近くの金銭と物を支払った。
息子さんは宗教団体と縁を切りたいが脱会すると殺されると思い込み怯えている。
母親は息子さんに内緒で警察に相談したが相手にしてくれない。
調査員は息子さんと自然な出会いをし、色々諭すが洗脳されているため諭すことが出来ない。
私の知人の霊能者を連れて行き、そして息子さんを名古屋に連れてきて清め諭すが不可能となる。
調査員は宗教団体を名乗る霊能者を調査し、偽の宗教団体・霊能者、詐欺、脅迫の事実の証拠収集を行った。
結果、偽の宗教団体を名乗る霊能者と縁を切らせ、息子さんをご両親のもとへ無事に返し調査は終了した。
しかし、酷いことをされ、洗脳されたままの状態で心の問題が大きな課題ある。
息子さん自身、元々宗教に興味深く霊能者の存在も信用している。
当時、日本で有名な霊能者のひとりが関西にお寺を構え沢山の方を救っているとの情報を得る。
息子さんをそこへ連れて行き、事情を説明し救っていただけるようにお願いをした。
勿論、息子さんは私が探偵であることは知りません。
その一年後、ご依頼者のお母様とお会いしました。
お母様と初めて会った時は死にそうな顔をしていましたが、若々しくなり、友達とカラオケや食事に出かけて楽しんでいるようです。
息子さんのお話を伺って100%ではありませんが少し安心しました。

友人の浮気

夫から妻の浮気調査で3週間の調査をいただきました。
妻は朝、夫の出社後、徒歩で家から一人で最寄りの地下鉄に乗り、某駅で下車、改札を出ると少し離れた場所でアルファードに乗車。
その後、某会社の駐車場に停車。間もなく運転席から男が下車し会社に入り10分ほどでアルファードに戻る。
驚くことに8:00から17:00までに数回会社に戻るが殆ど男はアルファードの中で妻(対象者)と過ごしている。
男は17:00に仕事を終えると某駅で妻(対象者)を降ろす。
妻は某駅から地下鉄に乗り帰宅する。
男は妻(対象者)を某駅で降ろしてから、そのまま帰宅する。
その日の夜ご依頼人である夫にアルファードの男の写真を見せると愕然とする。
その男は妻が家に何度か連れてきたサークル仲間の一人であり、その後、夫もその男と親しくなり友人の関係である。
更に驚くことに3週間、毎朝男は妻(対象者)を助手席に乗せて出社し会社の駐車場でアルファードの中で二人で過ごしている。
3週間の調査で男は2回、早退し某ホテルで対象者と17:00まで過ごす。
その他の日は8:00~17:00まで会社の駐車場に停めたアルファード内で二人で過ごしていた。
確かに人通りの無い駐車場であるが、会社に数回(1回に付き10分程度)しか顔を出すだけの業務が不思議である。
その後、夫(ご依頼者)はあまりの酷さに離婚を決意し当社が弁護士を紹介する。
男の親は妻(対象者)が息子をそそのかしたと訴える。
とにかく滅茶苦茶の争いとなる。
夫(ご依頼者)は弁護士事務所でも声がまともに出なくて泣いてばかりいる。
長い争いを終えて離婚しご依頼人が勝訴した。
しかし、その後、ご依頼人と連絡がつかなくなりました。
今でも近くを通るとどうしているのかな?と心配になります。

同僚の浮気

夫(ご依頼者)から妻(対象者)がこの半年前からひと月に一度突然、夜に外出し深夜3時頃帰宅すると話す。
そのため1か月間の調査依頼を受ける。夫と妻は同じ会社に勤めている。
妻(対象者)は1か月間の調査で1回22:00頃、外出し某公園付近に停め、プリウスに乗車し某ホテルに入り深夜3時過ぎに帰宅。
その他7回ホテルで確認。合計8回のホテルは対象者宅から約1キロ地点。
深夜1回以外のホテルの滞在時間は30分~60分。
浮気相手の所在、勤務先を判明。
浮気相手の男は既婚者で夫、妻と同じ会社である。
妻(対象者)は買い物の前または会社の帰宅途中にホテルに寄っている。
会社が大きく部署が違うため夫と男が会うことは無い。
浮気相手に慰謝料請求をする為に当社が弁護士を紹介。
その後、妻の浮気相手は元カレであり結婚後も10年間不倫が続いていたことが判明。
夫は余りのショックに離婚を決意。
築10年の一戸建て住居も処分することを決める。
子供が1人いるがご依頼者は自分の子ではなく浮気相手の男の子供ではないかと疑問を抱く。
ご依頼者は妻と浮気相手の男に強い憎しみを抱く。


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